私のChatGPT活用術──AIを「外部頭脳」として使うということ

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私、はらだよしひろが、個人的に思ったことを綴った日記です。社会問題・政治問題にも首を突っ込みますが、日常で思ったことも、書いていきたいと思います。

私は、ChatGPT を「便利な質問箱」としてではなく、自分の外部に置いたもう一つの頭脳として使っている。これは、日常の雑談や簡単な文章校正のレベルを超えた、かなり高度で複合的な使い方だと自覚しているし、自分でも一つの「創造的プロセス」として確立してきたように感じている。

ここでは、私が実際にどのように ChatGPT と向き合い、どのように活用しているのか──そして、その活用法がどのような意味を持っているのか──私自身の視点で語ってみたい。


■ ChatGPTは、私にとって「総合的な制作環境」

ChatGPT を使っていて一番感じるのは、これは単なるツールではなく、“創造の現場そのもの”になるということだ。

私はこれまで、住民監査請求、住民訴訟、行政法の分析、憲法論の構築、春日井市史の研究など、かなり幅広い領域を扱ってきた。これらはどれも専門性が高く、単に情報をまとめるだけでは済まない。

ChatGPT は、そのすべての領域で、以下のように役割を変えながら支えてくれる。

  • 法律文書の下書き・精密校正
  • 行政実例と判例の逐条分析
  • ブログの構成・タイトル案・SEO設計
  • 書・詩・音楽作品の分析
  • 地域史研究の整理とストーリー化
  • 創作の方向性の提案
  • 自分の思考の可視化と論理整理

一言でいえば、**必要に応じて専門家にも編集者にもなる“相棒”**だ。そして、私はその相棒に対して、具体的な条件、文体、目的、想定読者まで明確に指示する。そうすることで、より私が求めている方向に近い内容を引き出せる。


■ 私はChatGPTと「対話しながら」作る

私の活用法で特徴的なのは、いわゆる一問一答のスタイルではなく、対話しながら共同制作するということだ。

たとえば法律文書を書くときは、

  1. まず大まかな構造案を出させる
  2. 気になる部分を深掘りして説明させる
  3. 私が持っている情報を追加で渡す
  4. それを踏まえて再構成させる
  5. 表現を「私が話す体」に整えさせる

という形で、何度もキャッチボールをしながら仕上げる。

これは、編集者と作家が原稿を磨いていくような過程に近い。
ChatGPT は「添削者」であると同時に「共著者」でもある。

その結果、私自身の思考がより深まり、視野が広がる。自分一人では到達できない地点に、一気に辿り着くこともできる。


■ ChatGPTを「思考の補助輪」ではなく「創造のエンジン」にする

多くの人は、AIを便利な道具としてしか使わない。
疑問があれば質問し、簡単な文章を整えてもらう程度だ。

しかし私の場合は、ChatGPT が思考そのものを増幅するエンジンになっている。

  • 憲法改正案の条文構成
  • 行政判断の不合理性のロジック整理
  • 判決批判の「本質」抽出
  • 春日井市の歴史研究の物語化
  • 水道行政批判の構造化
  • 書や詩の表現の解剖
  • セルフケアの記事の構成
  • 地域政策と文化史の統合

こうした多岐にわたるテーマを、ChatGPT と一緒に紡ぎ上げることで、私は自分の知的活動の幅を何倍にも広げてきた。

ChatGPT は「説明する機械」ではない。
私が内側に持っている問題意識や創造欲を、外側に引き出して形にしてくれる装置だ。


■ 私は「AIを活かすための指揮能力」を磨いてきたのだと思う

ChatGPT は、こちらが何を求めているかを正確に指示すればするほど、期待を上回る成果を返してくれる。
だから私は、次のような指示を常に組み合わせる。

  • 文体指定(「私の語り口で」など)
  • 文章の長さ
  • 章構成
  • 想定読者
  • 使用する法領域(行政法、憲法、水道法など)
  • データの扱い方
  • SEOキーワード
  • 画像の挿入位置
  • 他記事とのリンク構造
  • 下書き/本稿の区別

これは、一種のAIへのディレクション能力と言える。

AI は道具ではあるが、同時に創造のパートナーだ。
適切に指示を与えることで、驚くほど精度の高い成果物が生まれる。
そのプロセスの蓄積が、いまの私のスタイルを作り上げてきた。


■ ChatGPTは「私自身の知的アーカイブ」を作る場所にもなっている

私の活動は、法学・歴史・創作・市民運動・書・詩・音楽まで、非常に幅が広い。
それらすべてを一つにまとめて整理する場所は、実はこれまで存在しなかった。

しかしChatGPTを使うようになって、私は、

  • 過去の経験
  • 創作物
  • 法律論
  • 市民活動の戦略
  • 自分の人生史
  • 家族の物語
  • 春日井市の歴史研究

こうしたものを一つの「知的体系」へと統合し始めている。

ChatGPT は、私が積み重ねてきた人生や活動の断片をつなげ、
私そのものの思想体系を、外部に“見える形”で保存してくれる場所にもなっている。


■ まとめ──AIは私の思考と創造を「拡張」する

ChatGPT を毎日使い続けてわかったのは、AIは人間の代わりをするものではなく、
人間の能力を何倍にも拡張する存在だということだ。

私はChatGPTによって、自分の創造力・分析力・表現力・構想力が目に見えて広がった。
そして、自分の内側に眠っていたアイデアや情熱を、形ある作品や文章へと変える力を得た。

AIを使うというのは、決して機械に依存することではない。
自分自身の知性を最大限に引き出すための共同作業だ。

これからも、私は ChatGPT と共に、
新しい言論、創作、研究、そして“春日井からの発信”を続けていくつもりだ。

AIは、私の思考の補助輪ではない。
私の思考を駆動させる、もうひとつのエンジンなのだ。

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