河村たかしの評判を、署名問題から考える。

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事務局長が再逮捕

河村たかし名古屋市長が、主導して展開した、大村愛知県知事リコール運動における署名不正事件で、本日、「愛知100万人リコールの会」事務局長が再逮捕されました。

https://mainichi.jp/articles/20210608/k00/00m/040/188000c

この記事によると、事務局長を中心に見たときに以下のような構造が見えてきます。

愛知知事リコール署名偽造の疑い 活動団体の事務局長ら再逮捕 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

では、田中事務局長がここまでする動機は何だったのでしょうか?
ひとえに「リコールを成立させる」ということだったと思います。
いや、ひょっとして「ある程度署名の数を集める」だったのかもしれません。

リコールが成立しなくても、ある程度は数をそろえなければ、自分の立場がない!と危機感を抱けば、逮捕されるほどの行動をしてしまうのです。
もともと、この田中事務局長、政治的にもあまり運がよろしくない方のようです。

となると、もともと、田中事務局長が実績を作るために、焦っていた!とも言えるかもしれません。

河村たかし名古屋市長の関与は?

河村たかし名古屋市長の刑事責任までは難しいと思います。

この件は、大村愛知県知事をリコールしたい!という河村市長の想いから発展しています。「なにがなんでもリコールしたい!」という想いが強い河村市長は、政治的に弱く、執着をみせていた田中事務局長を、事務局長に推薦したのでしょう。

必ずリコールを成功させろよ!とハッパはかけていたかもしれませんが、「違法してまで、署名集めろ!」とまでは言っていないはずです。

ただ、河村たかし氏は、言葉に酔いしれ、自分の思い通りにすることに酔いしれる人物です。

ですから、自分が挙げた策をよいしょしてくれる人をそばに置きます。

しかし、シビアな意見を言う人は、そばから排除しようとします。
それが「減税日本」以外の政党が、河村氏に対する一人の対抗候補を推薦・支援するという状況を生み出すのです。

そもそも、言葉に酔いしれているからこそ「減税」「木造天守閣」など、一見耳に心地よいキャッチコピーを生み出して、それをともに酔いしれる人の支持を得てきたのが河村たかし氏なのです。

しかし、実現性の乏しい政策から、耳に心地よく人々の支持を集めてきたのが、河村市長ともいえるでしょう。

政策実現より、唱えて酔いしれることが大事

なのが、河村たかし市長なのだと思います。

だから、今回も「リコールを唱えて酔いしれただけ」なのだと言えるのです。
ここに自身の政治的道義や責任を感じないのは、さもありなんと感じるのです。

河村たかしは、名古屋市長にふさわしいか?

大村愛知県知事が、名古屋市長選の前に、面白いコメントを出しています。

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高須克弥氏は、河村さんと「友達やめる」と言っています。

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私は、河村さんを「言葉に酔いしれて、責任取らない人」だと思っています。こういう方が名古屋市長だと、いろいろ大変なことが起こりそうで怖いです。正直、名古屋市長にはふさわしくないと思います。