この曲は、短3度を重ねると、増4度になることを利用して書いたピアノ曲です。確か伊福部昭先生の著作だったと思うのですが・・・・・、増4度が耳になじみやすい性格を有しているというのを記憶していて、それで短3和音を重ねて増4度になる性質を利用して音楽を書いてみようと思いました。
増4度は耳に何故かなじむ性質を持つ・・・・は、私の勝手な解釈かもしれませんが、それは理論上不協和音だとしても、私たちの耳にはなじむ「本当に自然なる和音」なのかもしれません。人間臭くても美しい音・・・というのをここに書いてみたいと思い書きました。
もし演奏されたい方がいらっしゃれば、ご連絡ください。楽譜はございます。