作曲したい! でも、ピアノ弾けない!
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ピアノが弾けなくても、ピアノ曲は書ける。
これは、私が初めて本格的に書いたピアノ曲の手書き譜です。実際にはこういう音が鳴ります。
ピアノが弾けないのに、なぜ、こういう曲が書けたのか・・・・
実際に鍵盤楽器でつたない指で音を出しながら、書いたからです。ただし・・・
ものすごい時間がかかりました。
時間をかけたら、「ピアノが弾けなくてもピアノ曲は書ける!」のです。
たしか、この曲は書くのに1年はかかりました。
鍵盤と楽譜の関係さえわかれば、曲作りは、何とかなる!
これは私の持論ですが、本当にそう思っています。実際に私がそうでしたから。
要は、これさえ覚えておけば、いいのです。
作曲に大事なのは、音を楽譜化できるかどうか。
言い換えれば、他人による演奏が可能かどうか、という事です。
実は、作曲とジャンルは、数万年に及ぶ人類の営みから考えると、とても特殊なものです。音を記号として記して、後の世に伝えることを始めたのは、この数100年の間だけでしょう。
しかし、音を記号として記すことができるようになったことで、音楽は大衆化していったとも言えます。何度も同じ音楽を提供できるようになったからです。
ピアノが弾けないからと言って、曲が書けないわけではない。
ということは・・・・
楽譜がなかったら、ピアノ曲は書けないが、ピアノが弾けなくても ピアノ曲は書ける
ということになるのです。
私に言わせれば、今や
- キーボード(安くても良い)
- 再現性がある楽譜ソフト
この2つがあれば、作曲はできるのです。実際に再現性がある楽譜ソフトだけで作った曲があります。
Muse score というソフトを使って、書いた曲なのですが、これらを作曲するとき、一度もピアノもキーボードも触っていません。つまり、今や、簡単にピアノが弾けなくてもオーケストラの曲まで書けてしまう時代になったのです。