憲法判例がわかりやすいし、面白い! 精読憲法判例[人権編]を読みながら思う、リアル人権保障

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春日井市在住です。
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私、はらだよしひろが、個人的に思ったことを綴った日記です。社会問題・政治問題にも首を突っ込みますが、日常で思ったことも、書いていきたいと思います。

今、読んでいる憲法判例集が読んでいて、面白い

今、私はこの憲法判例集を読んでいます。

どうして、この憲法判例集を読んでいるかというと、基本的には、憲法が今の日本の成り立ちの礎なのだから、具体的事件を通して、憲法が私たちの生活とどのように繋がっているのか、知りたかったからです。

その為には、憲法判例が全文載っていて、どのような構造でその判例が書かれているのか、が詳細に書いてある本が良いと思い、今、この本を読んでいます。

今日は、この本を読んでの憲法観の雑感を書いてみようと思います。
私は、法律家ではないので、法律家の書く書き方ではなく、私なりの表現・言葉で書いてみようと思います。

憲法に「人権」は絶対。だが、現実社会において適用するための「理論」と当てはめが必要。

憲法に規定されている人権を私たちの社会にどのように適用させるのか・・・・・ この方程式が書かれているのが、「憲法判例」と言えます。

日本国憲法の人権規定は、抽象性が高く、結局、それを実践するためには法律の制定が必要で、その法律が憲法を具現化していると言えます。

だからこそ、その法律の内容(条文・条項)が憲法に即して違反ということになれば、憲法違反になるということですし、また、場合によっては、行為が憲法違反ということもあり得ます。
実際に、私は、「行為が憲法違反だ!」ということで、訴訟も起こしています。

しかし、一定の基準を理論的に集積させなければ、裁判官の一存で違憲判決が出せてしまうという無秩序が発生してしまいます。だからこそ、「判例」という形で、裁判所、特に最高裁判所の憲法判断の集積は必要になってくるのです。

そうやって考えると、具体的な事案について、憲法の部分で具体的な判断を下した、最高裁の「判例」の中で、具体的な事件の具体的な憲法当てはめの理論を知り、見出していくことは、とても重要なことだと思います。

人権を保障するための「制約」の基準を示して、判断していったのが、憲法判例

通常の法律とは違い、憲法の人権規定には「要件」が書かれていません。従って、この精読憲法判例[人権編]を読むと、憲法判断をするための「要件」=人権を保障するための制約の基準を示した上で、憲法違反かどうかの判断をしているのが、よくわかります。

憲法判例を構造として知ることは、憲法の人権規定が如何にして、具体的に私たちの生活と人生の自由を保障して来たかの道しるべとなる。

そして、憲法判例を構造まで踏まえて読むと、憲法の人権規定が如何にして、具体的に私たちの生活と人生の自由を保障して来たかが、分かるようになってきます。

最高裁は、人権を保障をするための論理的構築を「憲法判例」を通して行ってきた事実があります。すなわち、私たちの生活におけるトラブル=訴訟を通して、最高裁は憲法判断を行ってきたのです。

そうなると、私たちの生活の中に、人権保障はあり、護憲があると言えます。
それを論理的にしっかりと示してくれるのが、精読憲法判例[人権編]なのだと思います。

是非、買ってみてください。、精読憲法判例[人権編]



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