市議会議員として、できることって何だろう? ~私が思うこと~

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春日井市在住です。
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市議会議員選挙を目指すにあたり、「そもそも、市議会議員として、どういうことをすればいいんだろう?」と思った時、議員としてどういう軸を定めておくべきか、悩ましいところでもあります。しかし、ステイタスとかんがえるのか、「住んでいる人・働いている人の為」と考えるのかでは、その方向性も大きく変わってくるでしょう。私なりに感じている、本当に市民のためになり、本人もワクワクする市議会議員の在り方について、述べたいと思います。

市議会議員のワクワクとは。

私自身は、「お困りごとから街づくりを創造する」ことが、市議会議員の醍醐味であると思っています。

そして、お困りごとの本質は、「どうありたいの?」とあるべき姿を見出し、現実とのギャップを洗いざらいにして、どうすれば、シンプルに解決できるのかを見つけ出し、実行することだと思っています。

生きるときから、死ぬ時まで、自分らしくあり続けることができる社会が大事。そして、お困りごとをどう、克服していくかが、街づくりの醍醐味であると思っています。

私自身、この政策を思い立った時(←クリックしてね)、われながら、ワクワクしました。子育ての一番の不安材料は、「お金」。なら、お金があれば、どうなるのか? どういう未来が開けるのか? そこから考えていったのです。
そして、この子育て支援策を思いつくきっかけが、一人のおばあさんの私への声掛けです。

「ねえ。子育てのこと、やってよ」

この声掛けが、政策を思い立つきっかけだったのです。私は、自分の得意分野を市政にどう生かすかばかり考えていました。しかし、実際の声から、不安の本質を見抜き、それを解決する方策を見つけ出すことの方が、どれだけ面白いのか!!!! 私はそう思うのです。

市議会議員は、数字に強い方が、面白い

市議会議員って、市政から見たとき、「選挙で選ばれた取締役」といえると思います。つまり、経営者感覚というものが、どうしても必要になります。

但し、民間一般の経営感覚で言ってしまうと、「民主主義の学校」である「地方自治体」の住民への公共サービスがいびつなものになってしまいます。

どのみち、地方自治体の財政は、一般会計は「歳入」「歳出」で考えて、安定的な公共サービスを提供していくための財政のあり方を可視化した方が良いのです。民間企業のように、利潤を生むことに資本を増やしていく考え方を前提にすると、サービスを受けられない人が出てきて、不平等になってしまうのです。

但し、自治体の事業でも、病院や上下水道は、「人」「モノ」「カネ」の要素があり、安定的な事業継続をしていくためには、企業会計の方が良い場合もあります。ですから、地方公営企業法によって、特定の事業については、民間企業と同じ、いわゆる「複式簿記」で、会計内容を明示することになっています。

つまり、地方自治体議会の議員は、単式簿記でも、複式簿記でも、自分の自治体の財政をみるという、一般の民間企業の取締役以上の数字を見る力が必要だと思います。

そして、この数字をもって、分かりやすく説明するところから、市民の方々に説得力のある政策の訴えができることが大事だと思います。つまり、数字に強いとどうなるか。こういう組み立てができるのです。

こういう政策をやりたい(ひらめき)⇒お金はどれぐらいかかるのだろう(ざっと試算する)⇒今の自治体はどれだけお金を出してる?(調べる)⇒財源も含めて実現可能?(実現可能性を検討する)⇒実現したら、どういう可能性が生まれる?(効果の検証)

具体的に検証し、シンプルに数字化できるようになると、伝わりやすいのです。

じつは、この私の政策も、この手順から、シンプルで分かりやすくまとめ上げたものです。

特に、人の行き来や流れがあるところでは、手短に街宣をする必要があります。数字で分かりやすくまとめた政策は、通り過ぎるだけでも耳に残りやすく、その人の技量もわかるものだと思います。

基本は、「不安の本質を見抜くこと」

幸せに暮らしたいー現状=不安 だと私は思っています。ですから、不安要素の本質から、未来のあるべき姿に向かって、何をすれば解決できるのか、というところから、政策のひらめき(アイデア)を導き出します。

「どういう状態が安心と言えるの?」 この問いかけから、不安の本質を見出し、シンプル化していくのです。意外とこういう視点をもっている議員は、国会議員も地方自治体議員も少ないように思います。

「こうなれば安心だよね。その為に、こういうことをすれば良いよね。」・・・・つまり、何をすれば安心なのか、それを見出して実行に移していく。これこそが地方自治体の議員に課せられた行動なのだと思うのです。