健康的な生活習慣って何?・・・と、私なりに考えてみました。

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春日井市在住です。
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健康というと、何を思い浮かぶでしょうか? そして、健康な生活習慣って、どういう習慣?と思うかもしれません。結構考えると、様々な角度で考えることができると思います。そこで、私なりに考えた「健康な生活習慣」というものについて、おもいっきりここで述べてみようと思います。

健康には、三つの側面がある。

が思うのは、健康には三つの側面があるということです。ひとつは「身体(からだ)」、ひとつは「心(こころ)」 一つは、「からだ と こころ の繋がり」です。

なぜ、この3つなのか。身体=肉体が芳しくなくても不健康であり、心が芳しくなくても不健康であり、体と体がキチンとつながっていないと不健康だからです。

これは、こうとも言えます。すなわち、「身体が不健康であれば、心も不健康」「心が不健康であれば、身体も不健康」ということです。人間は、心と体が脳を通して繋がっています。それ故に、心の健康も大事だし、身体の健康も大事なのです。

心は「感情」を感じて、身体は「痛み」を感じる。

健康を保つためには、心の健康も体の健康も意識していく必要があると思います。そのためには、心の状態も身体の状態も日々気づいていくことが必要です。

そして、その「感じる」の部分でも、私は、些細な負の部分を感じること(=観察していくこと)を大事にしています。この「負」の感情や感覚を気づき続けることによって、自分自身の今の状態に気づくことができるのです。それでは、「身体の痛みに気づく」「心の感情に気づく」に分けて、私なりの気づき方を説明いたします。

「身体の痛みに気づく」

痛み・・・と言っても、様々なものがありますが、私の場合、不快な感覚をできるだけ気づくようにしています。

ただ、大事なのは「感覚に気づく」ということです。言葉で言えば、「かゆみ」「鈍痛」「寒気」などもそうです。
とにかく、どんなに些細でも不快な感覚に気づいていく!ということが大事です。

これは、実は、ヴィパッサナー瞑想でも、感覚をラベリングしていくやり方(マハーシ式)を、私なりに実践してきたものです。

特に不快な感覚は、シグナルにもなるので、小さなものにも気づいていくことで、今の体の状況にも気づいていくことになるのです。

「心の感情に気づく」

心の感情、特に不快感情に気づいていくことも大事です。人間は、いろんな刺激から、実はいろんな感情を無意識無自覚に受けています。 そのほとんどが意外と不快感情だったりします。

少しでも感じた不快感情を「言葉」として、ラベリングをしていくのです。これも、ヴィパッサナー瞑想の中でも、心の状態をラベリングしていくもの。

私の場合は、以下の不快感情リストをもって、常にラベリングしています。

人間の不快感情リスト

快か不快か基本感情仮面感情:その人が最初に持っていた基本感情(喜び 喜べない 悲しみ 恐れ 怒り)が禁止されたり、抑圧されたり、抑制したりした結果出現した二次的感情のこと。つまり、甘え残しや思い残し、言い残しなど、「わかって欲しい欲求 認めてほしい欲求 かまってほしい欲求 思い通りにしたい欲求」が満たされなかったときや、あきらめたのにあきらめきれない中途半端なときに出現する。
不快感情喜べない喜べない 楽しめない 嬉しくない 面白くない しらける ネクラ むっつり 無口 無表情 無力感 優越感 不機嫌 不愉快 意味づけ ガッカリ
不快感情悲しみ淋しい 憂鬱 気になる 後悔 不安 情けない わかんない 見たくない 不信感 つらい 苦しい 罪悪感 自責感 自己卑下、意味づけ 依存 支配 混乱 逃げる 警戒心 あきらめ いじける みじめ 自己嫌悪 無力感 悲しい 空しい 虚無感 もういい 失望 否定 絶望 拒絶 疎外感 モヤモヤ
不快感情恐れ不安 心配 妄想 否定 焦り 混乱 あきらめ 見られたくない 依存 妥協 猜疑心 落ち着けない 見たくない 支配 服従 劣等感 空騒ぎ 自己防衛 話のすり替え 良いカッコしい 強がり 我慢 怯え 警戒心 逃避 嫌悪感 比較 意味づけ はぐらかし やばい 恥ずかしい もったいない 虚勢 対抗 ざわざわ
不快感情怒り
二次感情
イライラ むかつき 焦り 諦め 不平 不満 支配 無気力 悔しい 嫉妬 憎しみ 恨み すねる うらやましい ねたみ 敵意 殺意 優越感 責任転換 自己正当 批判 非難 否定 拒否 拒絶 排除 許せない めんどくさい 時間からの支配逃れ 支配逃れ 嫌味
これらの感情がぐるぐる巡り巡り続けているのです。

ラベリングした言葉がヒットすると、冷静になっていくのです。

実は、このやり方も含めて、参考にした本が以下になります。

そして、私は、実践心理学については、谷口敏夫氏(←クリックしてみてください。) の下で学び、そこで習得したものを、我流でヴィパッサナー瞑想と結び付け、常日頃から「気づき」を行っています。

「気づき」から得られる健康

「気づき」を得ることで、今の状態を自分で知ることができます。「気づき」の精度が高まると、その感情はやり過ごした方が良いのか、キチンと対応しなければいけないものなのか、も分かってきます。

場合によっては、過去の体験・経験で感じたことが無意識となって潜在し、今の不健康につながる場合もあります。

「気づき」から、本当の「こういう状態になっていたい!」自分に繋げていくことが、大事なのだと思います。

実は、この気づきの方法が、すい臓がんになった母の看病でも、物凄く役に立ちました。

ですから、私にとっての健康的な生活習慣とは、「気づき続ける」ことに他ならないのです。