春日井市議会議長が、トランスジェンダー市会議員に「おっさんやないか」繰り返す。

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春日井市在住です。
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私、はらだよしひろが、個人的に思ったことを綴った日記です。社会問題・政治問題にも首を突っ込みますが、日常で思ったことも、書いていきたいと思います。

この日記は2024年1月31日のものです。

トランスジェンダー市議会議員に対して、春日井市議会議長が、懇親会の場で「おっさんやないか」を繰り返したという記事が載っていました。私も一春日井市民として、看過できません。
ので、紹介いたします。

2024年1月31日 中日新聞 紙面より

2024年1月31日に、このような記事が出ました。

正直、私は、「ついに来たか~」と思いました。

もともと、小嶋小百合議員と私は面識があります。彼女には、この会派は合わないなあ・・・・と感じていたのです。
小嶋議員の所属している会派は、「市民クラブ」と言って、旧民主系の会派です。
春日井市議会議員選挙の時、市民クラブの議員の党派は、立憲民主が2 国民民主が1 無所属1 社民党1(小嶋議員) でした。

この無所属・・・というのが、今回の春日井市議会議長となる村上慎二郎氏なのですが、この方は自分の出身企業である愛知電機の労働組合などの支援を得ているので、本質的には、立憲にも国民にもよらない旧民主系と言っても良いと思います。
そもそも、今の春日井市議会はちょっと変なのです。というのは、普通、市議会議長は最大会派の議員から選ばれるもの。ですが、「市民クラブ」は春日井市議会の最大会派ではないのです。

・・・・それは、置いといて、春日井市議会議長がどのような発言を小嶋議員に対して行ったのか、報道を通してみてみたいと思います。

トランスジェンダー同僚議員に「おっさんやないか」 春日井市議長が繰り返し発言:中日新聞Web (chunichi.co.jp) から

トランスジェンダー同僚議員に「おっさんやないか」 春日井市議長が繰り返し発言

2024年1月30日 20時45分 (1月30日 20時46分更新)

 春日井市議会の村上慎二郎議長(53)が、同じ会派「市民クラブ」所属でトランスジェンダーの小嶋小百合議員(70)に向けて「おっさんやないか」と発言していたことが分かった。小嶋議員は「あまりの屈辱で、今後一緒に活動するのは難しい」として、30日付で会派を離脱した。今後、無所属で活動する。

 両議員によると、発言は議会報編集委員会の懇親会の場であった。村上議長はこの日の昼間、小嶋議員がつまようじをくわえてパソコンを打っていたとして「おっさんやないか」と繰り返し発言したという。小嶋議員は自律神経失調症などと診断され、1カ月ほど休養する。

 村上議長は取材に発言を認め、「親しみやすいキャラクターであると(他の議員に)知ってもらい、議会に溶け込みやすくなればと話題にした。本人が、そう捉えていることに驚いた。今、思えば、手段としては間違っていた。申し訳なく思っている」と話した

 市民クラブは一人減り、4人になった

私はこの記事を見て、「あー村上議長は、ハラスメントの心理で、自己正当化しちゃったなあ・・・・と思いました。

ハラスメントの心理については、こちらをご覧ください。

そもそも、「おっさんやないか」という言葉自体・・・・女性であると宣言し、行動し、活動している小嶋議員の人格を否定する=他者否定の言動なのです。

では、この報道に対して、小嶋小百合議員は、どういう発信をしているのでしょうか。
見てみましょう。

報道に対する小嶋小百合議員のfacebook

今朝、新聞報道されましたので、ご報告します。

1月19日に春日井市議会の議会報編集委員会の懇親会がありました。

宴たけなわになったころ、同じ会派である市議会議長から、会派室で爪楊枝を咥えているところを見たとして、「おっさんやないか」「おっさんやないか」と何度も何度も参加者の前で繰り返し言われました。

その場は曖昧な笑いでやり過ごしましたが、その日を境に、汗が出る、動悸が激しくなる、夜中に目が覚めるなどの症状が出るようになりました。特に市役所に行ったりすると症状が酷くなります。

24日に受診したところ、自律神経失調症などと診断されました。

1ヶ月ほど休養するよう診断書が出されましたので、しばらく大人しくしています(^^;;

議員になってから、市民クラブという会派に所属していましたが、議長と同じ会派ではメンタルが持たないので、1月30日付けで会派を離脱し、無会派ととなりました。

(1) Facebook (小嶋小百合議員)から

ここから、村上議長の心理と、そこから来る小嶋小百合議員の心理が読み取れます。
心理読み取りの根拠はこちら。

  1. 村上議員は、「おっさんやないか」という価値観を押し付けようとした
    具体的には、懇親会参加議員の前で、何回も繰り返し、小嶋議員に対して「おっさんやないか」「おっさんやないか」と言った。
  2. 小嶋議員は、それを聞いて「曖昧な笑いでごまかした」
    自己否定的な行動を無理やりとらされた。
  3. その日を境に、小嶋議員は「汗が出る、動悸が激しくなる、夜中に目が覚めるなどの症状が出るようになりました。特に市役所に行ったりすると症状が酷くな」るようになった。
    自己否定的な行動を無理やりとらされた結果、メンタルに異常が出てきた。

要は、小嶋議員のトランスジェンダーという人格を否定する行為を通して、村上議長は、「親しみやすいキャラクターであると(他の議員に)知ってもらい、議会に溶け込みやすくなればと話題にした。」のです。
・・・・・いじめですね。こどものいじめでも、人格否定して「○○と楽しく遊びたかったから」と言い訳するパターンがありますが、これと同じです。人が傷ついていても、それに気づかずにやり続けるのです。
正直、村上議長は、「こどものいじめ」というものを議長の立場でやったのです。こどもですから、自分の言葉がどれだけ相手を傷つけるかが、分かっていないのです。正直、村上議長は53歳ですが、「しつけ」が必要でしょう。

でも、まがりなりにも、「春日井市議会議長」という立場の人を躾ける人はいません。
恐らく、この方は、同じような失敗を繰り返すと思います。なぜなら、ハラスメント行為は形を変えて繰り返される特性があるからです。

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