母の死から、2週間が経って、今、感じていること。
母が、すい臓がんステージⅣになりました。(←をクリック)
そして、2023年6月22日に自宅で亡くなりました。
母のいのちと向き合うブログを書いています。
この記事も、そのブログの一記事です。
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母が自宅で亡くなってから、2週間以上経ちました。
今日で、母が亡くなって2週間以上となります。葬儀も終え、様々な手続きをしてきましたし、また、49日法要の準備も進めなければいけません。
ただ、やはり、母がいない家の雰囲気に戸惑い、場合によっては、寂しくて、涙が出て来ることもあります。
特に、葬儀を終えた直後ぐらいは、一人で泣くことは多かったです。
ちなみに、私は、泣けるときは、素直に泣くことにしています。その方が、母親がいない寂しさが完了するまでの時間が早いと思っているからです。
母の葬儀からの、私の心の動き。
2週間経って、泣けてくる頻度は少なくなったのは、感じています。
また、母がいない雰囲気にも、馴染んできたこともあります。
ただ、この2週間で感じていることは、母の死に対しては、「やりきった!」と言うことです。あまり後悔の念が出てこないということですね。後悔が出て来るとしても、最後一ヶ月の出来事に対してですが、それも認識してしまうと、あまり、後に尾を引くことはありません。やりきったからこその諦めがすぐにできるということでしょうか。
しかし、寂しさはついて回ります。母が「いない」事実に、何か寂しさが伴い、涙が出て来ることが多いのです。
身体の感覚が、どうしても寂しさを呼ぶというところでしょうか。
でも、身体の感覚として、寂しさが残っているのであれば、それをキチンと受け入れて、少しずつ、私自身の心を癒そうと思っています。
改めて思う。病院に入院せずに、最後まで母を自宅で看たことは、すごいことだと思う。
母との最期までを振り返り、癌と向き合うこと、最後まで、自宅で看ることは、どういうことなのか、本などを探して、読んでいます。
最近、この本を見つけ出して読んでいます。
2018年の本ですが、ここで書かれていることは、私が実際に母を看てきて感じたことです。
私は、2つの視点から、この本を読んでいました。
・制度としての在宅ホスピス
・最初から最後まで家族を自宅で看た、経験者から見た「在宅ホスピス」
自宅で最後までいたいという人は多いと思います。しかし、それを最初から最後までやりきったという事例と言うのは、未だに少ないのではないかと、思うのです。
私の場合は、とにかく、「母を幸せに死なせたい!」という一心で動いてきたことが、癌発覚から最後まで母を自宅で過ごさせることに繋がっていったのであって、誰もがやれることではないことも痛感してきました。
だからこそ、この経験をキチンと活かしていくことも必要だと思い始めています。