眠れないまま朝になった・・・の対処法について思うこと。2023年5月26日
母が、すい臓がんステージⅣになりました。(←をクリック)
そして、2023年6月22日に亡くなりました。
母のいのちと向き合うブログを書いています。
この記事も、そのブログの一記事です。
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母は、今日、眠れなかった。
昨日晩から、今日の朝、母は眠れていません。なぜ、それが分かるかというと、一晩中、母の寝ている部屋から、ゴソゴソっと音がしていたからです。
ただ、私は、それに気が付いていても、自分の部屋で寝ていました。基本的に、ベットから転げ落ちなければ、ほおって置こうと思ったからです。それに寝るまでそばにいたら、私の体が持たなくなってしまいます。
それに、もし、何かあったら、音で異変に気が付きます。私自身がストレスフルになっていないからこそ、母の部屋からの音に気を配りながら、寝ることもできるのです。
すい臓がんは予後不良=ほぼ確実に死に向かう病気なので、その過程で昼夜逆転してしまうということはあると思います。
目が覚めている時に、無理やり「眠ろうね」と言っても、眠ることは不可能です。
ならば、自然の摂理に身を委ね、最低限、ベットから転げ落ちたときや、容体の急変に即対応する状況だけ作っておけば良いと考えています。
在宅で膵臓癌の患者に対する「夜眠れない」の対処の考え・・・はらだよしひろ流
- 眠れない状況は、ほおって置く。
- (一緒にいる家族として)ベットから転げ落ちたり、体調の急変に対して、即対応する体制は作っておく。
ミニトマトから見えてくるもの。
今日の朝、母はミニトマトを食べました。
膵臓はもちろんのこと、今確認しているなかでも、肝臓も癌が転移しているとのことで、その機能が低下しているのか、母が食べ物として受け付けるのは、
- 生鮮な果物・野菜
- すし飯
です。これ以外の食べ物を食べさせようとすると、吐き気を催すのです。
(むしろ、食べられるものに関しては、積極的に食べようとします。分かりやすい!!)
ですから、いつもご飯は、果物・野菜で生鮮なものか、すし飯が大量にまざった寿司もの のいずれかになります。
吐き気が催すということは、その機能が低下しているから「受け付けないよ!」というサインだと思っています。
食べられるものを、おいしく食べられる!! それが明らかに分かる時間があるからこそ、些細な「ご飯を食べる」がとても幸せに感じるのだと思います。