苦しみを乗り越える! そこから見えてくる知恵 2023年5月27日

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春日井市在住です。
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母が、すい臓がんステージⅣになりました。(←をクリック)
そして、2023年6月22日に亡くなりました。
母のいのちと向き合うブログを書いています。
この記事も、そのブログの一記事です。
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薬を飲んでも、痛みが治まらない未明・・・

今日の未明(朝3時ごろ)に、母は目を覚まし、何やらゴソゴソし始めました。

部屋を覗くと、母は目を覚まし、車いすに乗っていました(ベットから車いすへの乗り移りはまだ、母は自力でできます。)が、息が乱れていました。

痛みがあるように感じたので、オキノーム散2.5mgを飲ませてましたが、それでも母の息の乱れは止まりません。

正直、薬も、次の段階に来ているのかもしれませんが、これは、正直分かりません。
来週、火曜日から、週一回、しんまちクリニックさんが訪問診療・訪問看護に来られるので、その時に薬のことについてもは、相談しなければいけません。

あと、今、母が寝ているベットも、介護用ベットに変える必要があります。今は、ニトリで購入したベットで、母がすい臓がんになる前から、使っていたベットなのですが、上半身のみ起きる機能や、転倒防止の柵などがついていないと、流石に厳しくなってきました。なので、柏原メディカルさんに、お願いして、来週の月曜日から、福祉介護用のベットを使うことにしました。

ちなみに、ベットは、楽匠プラス(Xタイプ)3モーターベッド KQ-A3322 になる予定です。

苦しみと向き合い、知恵を生み出す。

母の苦しみを感じるのは、正直、私も耐え難いところがあります。

特に、今の環境では、母が、いつ転倒するか分からない!!! というところもあります。
まだ、生半可に動けるだけに、苦しみから、自力で母が動こうとするのです。
実際に、何度も転倒しそうな動きをするのを、必死で私が制止することが、続いています。

それに、食欲減退などの症状から、薬さえ飲むのを拒否するときがあります。

転倒防止と、痛みを抑えていくために、薬を飲むこと・・・・ この2つは、必至ですから、この点に関しては、心を鬼にしても、やらなければいけないことが往々にしてあります。

ただ、心を鬼にするということは、ただでさえ苦しんでいる母をさらに苦しめることでもあるのです。
ですから、家族としては、そうならないように、苦しむ時間が少なくなるような環境をつくっていく必要があると思っています。

病院に入院させちゃえば? と思うかもしれませんが、それをやると母が人間らしく逝くための最低限の条件が奪われると思っています。それは、「家族との触れ合う時間が圧倒的に少なくなる」ということです。
コロナ禍の影響で、いまだに病院では入院患者の外部人間との接触が制限されています。それは、家族であっても同様です。もし、面会制限が無ければ、入院も考えたかもしれませんが、少ない余生を、家族との触れ合いが制限された中で過ごさせるのは、私は人間らしさを奪う行為だと感じます。
母の苦しみも共有し、共に人間らしく生きる。その中から、少しでも苦しみを和らげる知恵も獲得していく!!
膵臓癌との闘いは、苦しみと向き合い、そこから、人間らしさを獲得していくのだと思います。

補足・・・・姉ちゃんが来て、母ちゃん嬉しかったのだろう、落ち着いたよ!!

実は、今日、下の姉(私は、女 女 男 の三人姉弟の末っ子です)が来てくれました。子ども2人を育ててきた女性らしい視点で、母の部屋の環境、料理などいろいろ整理してくれましたし、助かりました。
母もいろいろ関わってくれて、嬉しかったみたい。また、車いすで一緒に近所にお出かけして、いろいろと買い物をしたのも楽しかったようです。※楽しかったようです。というのは、私はその時間帯「疲れているから、一人の時間つくらせて!」と姉に甘えて出かけていたからです。

嬉しさがあって、気持ち落ち着いたのか、この日夕方から夜にかけても落ち着いていました。