穏やかな日だったはずが・・・・ 2023年6月9日

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春日井市在住です。
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母が、すい臓がんステージⅣになりました。(←をクリック)
そして、2023年6月22日に亡くなりました。
母のいのちと向き合うブログを書いています。
この記事も、そのブログの一記事です。
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今日はものすごく穏やかな日でした。

今日は、母は、朝起きてから、すごく穏やかに過ごしていました。

もちろん、トイレに行くときとかの移動で、どうしても苦しくなる時もあるのですが、それ以外は本当に母も穏やか、私も穏やかです。

私の方も、昨日、一昨日とけっこう泣いていたおかげか、今日は穏やかな心持でした。

母の目線に、父、アボジ、オモニの写真が入るようにしました。

もともと、母の視線には、母のアボジ(父)の写真が入るようにしていたのですが・・・・・・

これだけでは寂しすぎると思い、母の目線に、父、アボジ(母の父)、オモニ(母の母)の写真が入るようにしました。

母の人生の中で、どこか、心の中で想いを強く寄せていた人を、母の視界の中に入れて、安心させたい。今でも母のことを見守っている安心感を持ってくれたら・・・と思ったのです。

葬儀会社との打ち合わせ。

葬儀会社との打ち合わせも始めました。

実は、私の父と母は、葬儀会社の互助会の会員になっていて、積み立ても終わっていたので、
葬儀会社をゼロから選ぶ必要はありませんでした。

また、納骨先も決めていたのですが(もちろん、父・母の意向としてです。)・・・・ 葬式時の僧侶の読経って、葬儀会社の葬儀と別料金なんですね。また、その時の相場もだいたいお聞きして、びっくりしました。高いとかではなく、葬儀と別料金になることに驚いたのです。私たちで別に手配することもできますし、葬儀会社が手配することもできます。ただ、大事なことは、戒名のことがありますので、そこで整合性を合わせることも必要かと思います。納骨先のお寺と、お葬式でつけてもらった戒名で、宗派の乖離があってはいけないので・・・・

それ以外にも、いろいろお話を聞いたのですが、その葬儀会社の方から母との思い出について聞かれたときは、答えながら、涙が出てきました。

穏やかに一日終わる筈が・・・・

夜も20:00ぐらいになったとき、母がなにか呻き始めました。

点滴の針が刺さっている部分を指して、「痛い!」と言い始めたのです。

私は、また、針が血管を破ってしまったんだなあ・・・と直感しました。
昨日も同じようなことがあったからです。

もともと、点滴の針を刺しっぱなしにしているのは、点滴の針を刺す場所を探すのに、今の母の血管の状態では、難しいところがあるからです。それと、毎日の針の抜き差しは、結局、針を通せる場所が無くなるからとも言っていました。

でも、こんなに針が血管を突き破って、母にものすごく「痛い」想いをさせるぐらいなら、点滴する毎に一回一回針を抜き差しする方が遥かに良いです。一度針が血管を突き破ってしまうと、物凄く痛いです。しかも、夜でしたから、緊急で訪問看護を呼び出しても、来るのに1時間ぐらいはかかる。
今日は、40分ぐらいで来てくれたけど、それでも、40分は痛烈な痛みを母は抱えざるを得ないわけです。

私は、母を看てきて、癌との闘いは、痛みと向き合うことだと思っています。


ただ、どういう状況でも、針の差しっぱなしは、母の血管の状態からも、痛みをもたらしてしまうのは明らかなので、次回からは点滴ごとに、しっかりと針の抜き差しをしてもらおうと思います。