朝・・痛がる母。膵臓癌 痛みの頻度がますます増えてきた。2023年6月2日

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春日井市在住です。
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母が、すい臓がんステージⅣになりました。(←をクリック)
そして、2023年6月22日に亡くなりました。
母のいのちと向き合うブログを書いています。
この記事も、そのブログの一記事です。
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今日の母は、朝から痛がっていた。

朝6時半、母の部屋から、「よしひろ~」と呼ぶ声が聞こえてきた。

部屋に行くと、「身体が痛い 身体が痛い」と言っている。
まずの処置として、オキノーム散を飲んでもらう。

それでも、痛みが治まらなかったので、落ち着かせるために一緒にいてあげて、7:40分頃に、朝食と朝の薬を飲んだ。

コラム:なぜ、一緒にいてあげることが、落ち着くことになるの?

家族が一緒にいて、優しい言葉がけをするだけでも、落ち着きが違ってきます。それに、頭を撫でたり、手を優しく握るだけでも、精神的には、安定してきます。

信頼できる家族が、愛情をこめ、優しく接しているだけでも、精神的に落ち着いてきますし、その落ち着きが痛みに対する優しい抵抗力の一助にもなると思います。

ですから、母本人が痛みや、不安感を覚えている時は、できるだけ一緒にいて、多くの接する時間とスキンシップを増やすことを徹しています。

そしたら、落ち着いてきた。ちなみに、朝の薬は、

  • オキシコドン徐放錠5mg「第一三共」(←痛み止めとして、一番強い薬)
  • ロキソプロフェン錠60mg「EMEC」
  • その他副作用を抑える薬

を飲んでいます。ちなみに、オキシコドン徐放錠5mg「第一三共」は、12時間毎の処方・・・という指定ですが、そうなると、朝食事、夕食時となるので、朝食時にのんでいます。

適切に薬を出していけば、身体が痛くなった時でも、慌てずに済みます。
そういう部分では、母を常に見れる環境と、すぐにお薬を出せれる状況は、母にとっても私にとっても楽な環境なのだと思うし、なにより「癌の痛みを止める」ための薬がここまで、発達していることに感謝なのです。

ただ、ケアをしている立場としては、どの薬がどのような役割を持っているのか、キチンと把握する必要があると思っています。痛みの症状を適切に伝え、今後、どういうことが起こりうるのか、どういう薬が必要なのか、どの薬が、何のために処方されるのか、お医者様や薬局にキチンと聞いて、理解しておく必要があります。母の身体の状態をつぶさに見て、観察して、薬を適切に与えていく環境づくりは、介助する家族として、やらなければいけないことだと思っています。

デイサービスから帰ってきて、一度眠るも・・起き上がったら、痛みが出てきた。

※今日、警報が発令されたため、母は、いつもより早く、14:30に帰ってきました。

この日、デイサービスから帰ってきて、母はすぐに一度眠るも・・起き上がったら、痛みが出てきました。時刻は19:30ごろです。前に、オキシコドンを飲んでから、約12時間経とうとしている時でした。

ただ、私は迷いました。オキシコドンは、12時間毎の指定で、実質、朝夕食後に飲んでいた薬でした。なので、ここで、このまま飲むと、今までの薬のペースがおかしくなってしまわないか? と思ったのです。いつ、どの薬を飲む!というのをシンプルに頭の中でしっかり整理できる状態でないと、薬を間違って与えて、場合によっては・・・・ということが頭によぎったのです。
なので、私は、まず、いつものオキノーム散を母に飲ませて、様子を見るようにしました。
ただ、30分経っても痛みが治まらなかったので、決断して、オキシコドンを飲ませることにしたのです。

そしたら、母の痛みは治まりました。

痛みの頻度がふえてきたかなと思う。

実は、今まで、オキノーム散は、使う場面があまりなかったのですが、最近、増えてきました。

痛みの度合いが増してきていると感じます。

フルに、母と向き合い、薬を効果的に投与していきながら(これは、お医者さんとの密な連携も必要でしょう。)、楽に感じる時間をつくるか。
私としては、神経を張り詰める時間が増えますが、だからこそ、やりがいもあると思っています。

ちなみに、母を看る少しの余暇にネットを見ていたら(この日記も、この余暇で書いています)、ツイッターでこのような記事を見つけました。

要は、自宅で療養したほうが、命は伸びる!というデーターがあるということです。

ちなみに、このデーターの元は、筑波大学の研究データーのようです。

非常に心強いものでもありますが、私が思うに、「自宅にいる安心感」が、癌への抵抗力を増させるのではないかと思っています。そこに、「家族が一緒にいるよ!!」という安心感があれば、尚更だと思います。