ピアノの作曲家、現代における状況は?

作曲家、日本人(にほんのひと)
私が求めるのは、「自分
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ピアノの作曲家 現代だからこそ増える

これは簡単な理由があります。
楽譜作成ツールの再現力が発達したために、ピアノが弾けなくても、ピアノ曲が書けるようになってきたという事です。

例えば、私はピアノ弾けないのに、こういう曲を書きます。

音源は、MUSESCOREで書いた楽譜をMP3化したものです。

MUSESCOREもそうですが、作曲途中の楽譜を何度も再現することができます。
という事は、頭の中の音を、楽譜に落としてイメージを確認し続ける作業ができれば、今の世の中、ピアノが弾けなくてもピアノの曲は書けるのです。

例えば、昔もピアノが弾けない作曲家はいましたが、そういう作曲家は、ピアノ曲は書けませんでした。書けても基本を超えない、場合によってはぎこちなささえ感じるものでした。

ピアノが弾けない、ピアノ曲作家誕生の可能性

しかし、今はパソコンとインターネット環境さえあれば、自由に自分の描いた音を再現できる状況にもなってきたのです。

それは、ピアノが弾けなくても、後世に残るようなピアノ曲を書ける人間が出てくる可能性を示唆しています。

例えば、先に紹介した、「照らす平和の音をピアノにのせて」の楽譜をお見せしましょう。

複雑なコード進行をしていることがお分かりいただけると思います。これが楽譜だけ書け、と言われてできた曲かといわれると・・・・正直不可能だと思います。再現性の高い楽譜作成ソフトが出てきたために、可能なピアノ曲だったと思うのです。

いまだからこそ生まれる、新しいピアノの曲の可能性が広がるのです。