奉納する舞について

作曲家、日本人(にほんのひと)
私が求めるのは、「自分
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両社宮神社という「森が立派な神社」で奉納される舞

私が住んでいる愛知県春日井市には、両社宮神社という「森が立派な神社」がある。

神社と言えば、大きな木がいくつもあって、いかにも心のオアシスと言った風情を見せるところもあるのだが、この神社はまさしく「小さな森」の中に佇んでいて、私の地元の自慢の神社だ。ここにも、秋の大祭になれば舞を奉納する立派な「神楽殿」がある。そして、秋に神様に実りの豊饒を感謝する祈りを捧げるのだ。

これらの舞は日本のあちらこちらで行われていて、密かに私は日本の音と舞の豊饒なる宝だと思っている。

舞うのは、小学生高学年の地元の女の子

神社と、私たちのつながりを感じるような舞です。

神楽舞だからつながる

それもそのはずです。この舞は、神楽舞といって、神様の恵みに対して感謝と祈りをささげるために、人々が昔から神前に奉納してきた舞だからです。

神楽舞は、主に巫女神楽・獅子舞系神楽・出雲流神楽・伊勢流神楽に分類されるのが主流ですが、この舞は、小学校高学年の女の子が綺麗な衣装を身にまとって、扇をもっていることから、巫女神楽の一つだと考えられます。