「原爆 被爆体験者」と、「親の戦争・虐殺体験(満州・済州四・三事件)を受け継いだ者」と、参加者の対話 を行います。
私、はらだよしひろが、個人的に思ったことを綴った日記です。社会問題・政治問題にも首を突っ込みますが、日常で思ったことも、書いていきたいと思います。

目次
戦争を「過去の出来事」にしないために――8月15日、春日井・勝川で対話の場を開きます
8月15日の終戦の日に、愛知県春日井市の勝川で、原爆を体験した黒田レオンさんをお招きし、戦争について語り合う対話型の講演会を開催します。
今回の催しは、講演者の話を参加者が一方的に聞くだけのものではありません。
原爆の体験を語る黒田レオンさん、親や祖父母の戦争・虐殺体験を受け継いできた私・原田芳裕、そして会場に集まる皆さんが、それぞれの経験や思いを持ち寄りながら、「戦争とは何だったのか」「戦争は私たちの現在と、どのようにつながっているのか」を一緒に考える場にしたいと思っています。
父の満州体験と、母方の済州島4・3事件
私の父は1935年に北海道で生まれ、7歳のとき、養子として満州の牡丹江へ渡りました。そして終戦後、まだ子どもだった父は、家族と離れ、一人で日本へ帰ってきました。
私は父から、満州での出来事や、引き揚げの途中で経験したことを直接聞いてきました。しかし最近になって、父が語ったことだけでなく、父が「語ることのできなかったこと」についても考えるようになりました。
子どもだった父は、いったい何を見たのか。どのような恐怖を感じたのか。そして、なぜ自分の体験を十分に言葉にすることができなかったのか。
一方、母方の祖父母は済州島の出身です。済州島では1948年を中心に、多くの島民が犠牲となった「済州島4・3事件」が起きました。私自身も、その歴史を家族の側から受け継ぐ遺族の一人です。
満州から一人で帰ってきた父と、済州島4・3事件の記憶を抱える母方の家族。私の中には、異なる場所で起きた戦争と虐殺の歴史が、家族の記憶として存在しています。
それは歴史の教科書の中だけにある出来事ではありません。私が生まれる以前に起きたことであっても、親の沈黙や心の傷、その後の家族関係を通じて、次の世代へと受け継がれていきます。
黒田レオンさんのご自宅を訪ねて
先日、私は黒田レオンさんのご自宅を訪ねました。

そこで黒田さんから原爆当時のことを伺い、私も父の満州体験や、母方の済州島4・3事件についてお話ししました。異なる土地で起きた出来事でありながら、語り合ううちに、戦争によって傷つけられた人の心や、家族を通して受け継がれる記憶には、重なり合う部分があると感じました。
戦争体験者の高齢化が進むなかで、直接話を聞くことのできる機会は、確実に少なくなっています。しかし、体験者の言葉を記録するだけで、戦争の継承が終わるわけではありません。
その言葉を受け取った私たちが、自分自身の人生や家族の歴史と結びつけ、さらに次の人へ手渡していく必要があります。
戦争は、私たちの今の生活とつながっている
戦争という言葉を聞くと、遠い昔の歴史や、海外で起きている特別な出来事だと感じる人もいるかもしれません。
けれども戦争は、ある日突然、何もないところから始まるわけではありません。
人間を国籍や民族によって分けること。異なる意見を持つ人を敵と見なすこと。誰かの苦しみに目を向けなくなること。「仕方がない」という言葉で暴力や犠牲を受け入れてしまうこと――。そうした日常の延長線上に、戦争があります。
だからこそ、戦争を語ることは、過去を振り返るだけではなく、私たちが今、どのような社会をつくるのかを考えることでもあります。
今回の催しでは、黒田レオンさんの原爆体験を伺うとともに、私も、これまで身内から直接聞いてきた父の満州での体験や、済州島4・3事件につながる家族の話を、自分の言葉で語る決断をしました。
そして参加者の皆さんにも、感じたことや疑問、自分の家族から聞いた話などを、無理のない範囲で語っていただければと思っています。もちろん、話さずに耳を傾けるだけでも構いません。
戦争について十分な知識がなくても大丈夫です。特定の政治的立場や、あらかじめ用意された「正しい答え」を求める場でもありません。
一人ひとりが自分の人生の場所から戦争を考え、互いの言葉を受け止める。そのような時間を、皆さんとともにつくりたいと思っています。
終戦の日に、戦争を「過去の出来事」で終わらせないための対話に参加していただければ幸いです。
開催概要
- 開催日:8月15日
- 会場:愛知県春日井市・勝川駅前 ルネック 7F 多目的ホール
所在地:愛知県春日井市松新町1丁目4番地
- 参加費:2,000円
- 定員:30名
- 主催:原田芳裕
詳しい時間、会場、お申し込み方法は、次のページをご覧ください。
皆さんと会場でお会いし、ともに語り、考えられることを願っています。
はらだよしひろと、繋がりたい方、ご連絡ください。
私、原田芳裕は、様々な方と繋がりたいと思っています。もし、私と繋がりたいという方は、是非、下のメールフォームから、ご連絡ください。ご相談事でも構いません。お待ちしております。




